秋の味覚なぞなぞ1

【答え】

3つのま、3ま、「さんま」が正解です♬

英名:Saury 和名・別名:秋刀魚


秋の味覚として食卓を彩る、さんま。

お手頃価格な庶民の味でしたが

ここ数年

価格が上昇していました。

日本近海の海洋環境の変化による不漁と、

中国・台湾など外国漁船による公海での

乱獲が原因とされています。


しかし、今年はぐっと水揚げ量が増えた

との嬉しいニュースが届いています✨

お手頃価格で楽しむことができそうです。

秋の魚の代表格、しっかりと味わって

いただきましょう〜🙏


■さんま可食部100g当たりの食品成分表

■さんまの注目の栄養成分

DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)

「青魚は健康にいい」と言われていますが「青魚」という名前の魚はいません。

「背の部分が青く見える魚」の総称で、「青背の魚」などともいいます。

身の色が青いわけではなく、赤身だったり、白身だったりします。

生物学的な分類ではなく、見た目の特徴です。

★DHA(ドコサヘキサエン酸)

脂質の多価不飽和脂肪酸の一種

脳を活性化させ、記憶力と知能指数アップや、

認知症の予防・改善に効果が期待されています。

★EPA(エイコサペンタエン酸)

脂質の多価不飽和脂肪酸の一種

血管や血液など循環器系の健康維持に重要な栄養素。

血栓を防ぎ、脂質異常症を予防、動脈硬化や脳梗塞

から身体を守る働きがあります。


■新鮮なさんまの選び方

・ピンと皮がはり、ピカピカ

・くちばしが黄色やオレンジ色

・えらが鮮紅色


■さんまは、ほろ苦いハラワタが美味♬

さんまは胃袋がなく、腸が短いのが特徴。

そのため、非常に消化が早く、排泄物がたまらず内臓が

傷みにくいため、他の魚では、下処理で取り外すハラワタ

が美味しく食べることができます。

十分に加熱をしてから食べましょう。


■落語「目黒のさんま」

三大将軍徳川家光が鷹狩りの際に、現東京都目黒区の

茶店に立ち寄り、そこで出された、焼き魚のさんまの味を

非常に気に入り、城に戻り、さんまを所望するも、将軍

様のお口に合うようにといろいろ凝った調理法となる。

シンプルな焼き魚とは似ても似つかぬ料理になってしまう。

そこで、家光が家臣経ちに言い放った言葉が、

「さんまは目黒にかぎる!」というお話。

低級な魚を無造作に食べるから美味しく、丁寧に調理

するとかえってまずくなるという皮肉を込めた話。

実際には、のちの作り話とも言われています。

でも、やっぱり、さんまはシンプルに焼き魚が一番ですね!


■おすすめレシピ

🍙さんま缶deパスタ🍙

【サービス内容】の【レシピ作成】をご覧ください😊

レシピ作成 - おむすびキッチン認定栄養ケア・ステーション (rice-boll-kitchen.com)


■参考文献・サイト

『からだのための食材大全』 NHK出版

『からだにおいしい魚の便利帳』 高橋書店

・食品成分データベース 文部科学省


コラム担当:瀧

レシピ担当:瀧