【答え】
「な」と花、で、な+はな。
答えは、菜花(なばな)です♬
英名:Turnip rape 和名・別名:菜の花・油菜
八百屋さんやスーパーの野菜コーナーで見かけると、
一気に春を感じさせてくれる、菜花。
ウキウキしますね~。
■なばな可食部100g当たりの食品成分表
■なばなの栄養成分について
野菜の中でもトップクラスのビタミンCを含み、免疫力アップ、貧血予防、
コラーゲン生成を促進し美肌作り効果などに期待できます。
ビタミンCは水溶性なので、あく抜きでゆでる際には、長時間にならない
ようにお気をつけ下さい。
その他にβーカロテン、ビタミンB2,葉酸、ビタミンEといった抗酸化作用
のあるビタミンも多く含み、カルシウムやカリウム、鉄などの、ミネラルも
多く含まれていて、栄養価の高い、優良野菜なのです!
この春、ぜひ美味しく、たくさん、召し上がってくださいね。
■新鮮ななばなの選び方
・切り口が瑞々しく変色していないもの
・葉や茎が柔らかいもの
・蕾が開ききっていないもの
■なばなの上手な保存方法
・ゴムやテープで束ねている場合は外して、濡らした新聞紙などで包み
冷蔵庫の野菜室で保存を。
■「菜花」と「菜の花」、違いはなに?
よく似た名前に「菜の花」があります。
実は、この「菜の花」と「菜花」、送り仮名の違いだけでなく、
大きな違いがあります。
「菜の花」はアブラナ科の植物に咲く花すべてのことです。
つまりアブラナ科であれば、どの植物からも菜の花が咲くのです。
「菜花(なばな)」は食用に品種改良された品種のこと。
菜花=菜の花ですが、菜の花=菜花ではないということです。
道ばたに咲いている菜の花は、全てが食用ではないのでご注意を。
※アブラナ科の野菜
白菜、キャベツ、水菜、小松菜、クレソン、大根、かぶ、ブロッコリー、等です。
■参考文献・サイト
『からだのための食材大全』 NHK出版
『旬の野菜の栄養事典』 株式会社エクスナレッジ
・食品成分データベース 文部科学省
担当:瀧