【答え】
2つの「ら」 → 2ら → 「にら」が正解です♬
英名:Chinese chive 和名・別名:韮・韭
にらは、1度収穫してもまた伸びて、1つの根株から
10回以上も収穫できる野菜です。
生命力が強く、栄養価も高い野菜です。
にら(葉):栄養面では一番豊富。
花にら:花茎とつぼみを食べる品種。甘味があり、歯ざわりがよい。
黄にら:にらを遮光で育てたもの。食感が軟らかく甘い味。
■にら(葉)・花にら・黄にらの可食部100g当たりの食品成分表
■にらの栄養成分について
にらは古くから漢方薬としても利用されています。
ビタミン類や疲労回復に効果のあるアリシン、
貧血対策につながる葉酸など、健康に役立つ
栄養が豊富な緑黄色野菜です。
これからの夏バテ対策やスタミナ料理に大活躍!
■にらの選び方
・葉先に枯れ葉がなく緑色が濃いものを。
・株から1番最初に収穫した1番刈りの葉が、
肉厚で幅が広く、やわらかくおいしい。
収穫を重ねたものは葉が細くなり筋っぽくなる。
■にらの保存方法
・水洗いしてしっかり水気を取り、使いやすい大きさに
切り、保存袋に入れて冷凍保存。
(2週間~1か月程保存可)
・冷凍するとアリシンが増加するというデータもあり
■にらの調理のポイント
★切り方のポイント
葉先:ビタミン類が豊富なので、細かく刻むとビタミンが
失われてしまうため、大きなざく切りがおすすめ。
根元:疲労回復効果のあるアリシンが豊富。
細かく切ることで、アリシンの吸収率が上がる。
※根元はアリシンの宝庫。
切り捨てる部分はなるべく少なくしましょう。
★にらの料理法について
アリシンはビタミンB1の吸収率をアップするため
豚肉やレバーとの組み合わせが最高✨✨✨
切ったらすぐ調理し、加熱は短時間がおすすめ。
また、茹でると栄養素が水に溶けだしてしまうため
汁ごと食べる汁物が最適。
細かく切って生で調味液に漬ける、漬けダレもおすすめ。
■参考文献・サイト
『その調理、9割の栄養捨てています!』 世界文化社
・食品成分データベース 文部科学省
・JAグループ https://life.ja-group.jp/
コラム担当:青柳