夏の味覚なぞなぞ2

【答え】

写真は、きゅうりを輪切りにした姿 

 →  「きゅうり」が正解です♬

英名:cucumber  和名・別名:胡瓜・黄瓜


猛暑を超えた酷暑が続いていますね。

皆様、健康に気をつけてお過ごしでしょうか。

水分補給は欠かせないため、水筒やペットボトルが

必須ですが、昔はそういった便利なものはありませんでした。

夏野菜には水分が豊富に含まれていますが、

特にきゅうりは95%以上が水分でトップクラス!

昔の人は水筒の代わりにきゅうりを持ち歩き、

水分補給していたそうです。

新鮮なきゅうりを切ると、水分が溢れ出しますよね💦💦💦

その水分量には納得ですね。


■きゅうりの可食部100g当たりの食品成分表

■きゅうりの栄養成分について 

皮に多く含まれるβーカロテンは強い抗酸化力を持ち、

体内の細胞を若々しく健康に保ち、紫外線で発生する

活性酸素を抑制してくれます。

強い日差しを受ける夏には積極的に食べたいですね!

また、皮を剥いて料理をする場合もありますが、捨てて

しまうのはもったいない!ぜひ、食べきりましょう!


そして、カリウムも多く含みます。

代表的な作用は、利尿作用。夏は身体がむくみやすく、

だるさも貯まりがち。そんな時に余分な水分を、体外に

排出してくれます。


■きゅうりの選び方

・皮にピンとした張りがある

・とげがある品種は、鋭く尖っているものが新鮮


■きゅうりの保存方法

・水気を拭いて、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ

・ヘタや、切り口を上に向け、立てて保存が望ましい


■「胡瓜」ではなく、昔は「黄瓜」が主流⁉

江戸時代には、きゅうりは「黄瓜」と表記されていました。

これは、完熟して黄色くなるまで育て、その状態で食べら

れていたためです。完熟したきゅうりは大きく苦味が強く、

あまり人気がありませんでした。しかし、幕末期に品種改良

が進み、若く未熟な状態の方が歯ごたえが良く、美味しいと

認識されるようになりました。

その結果、今では鮮やかな緑色のきゅうりが主流になりました。

きゅうりといえば、鮮やかな緑色ですよね!



■おすすめレシピ

🍙トルネ~ドカレーきゅうり🍙

【サービス内容】の【レシピ作成】をご覧ください😊


■参考文献・サイト

『からだのための食材大全』 NHK出版

『色の野菜の栄養事典』 エクスナレッジ

・食品成分データベース 文部科学省

担当:瀧