冬の味覚なぞなぞ1

【答え】

「だいこん」が正解です♬

英名:radish 和名・別名:大根


冬野菜の代表的な野菜の一つです。

この時期は、食卓に必ず登場する野菜ですね。

皮が厚くて硬いので、煮物などに使うときは、剥くことがおすすめですが

細切りにしてきんぴら風に炒める、フライドポテトのように揚げる、等で、

美味しい一品になりますよ。

実は年間を通して出回っている野菜の一つでもありますが、旬の時期に収穫

されたものは、寒さで甘みがグンと増して美味しいです!


■だいこん可食部100g当たりの食品成分表


■だいこんの栄養成分について

◎だいこんのの部分

95%が水分で、消化酵素ビタミンCが豊富に含まれます。

この消化酵素は、,胃腸の働きを整えたり、解毒作用もあります。

ただ熱に弱いので、酵素の働きを期待して食べる場合は生食がおすすめ。

生の大根は、時間の経過と共に、独特の匂いが強調されるため、早めに

食べるようにしましょう。

◎だいこんのの部分

βーカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維がたっぷり含まれています!

捨ててしまうのはもったいないですよ!

サッとゆでてお料理にプラスしたり、油で炒めるとよいですね。

◎だいこんのの部分

微量ではありますが、中心部よりも皮の方が栄養成分は多く含まれます。

加熱に時間がかかるため、むかれて処分されがちですがもったいない!

最初にもご紹介しましたが、アレンジして食べるようにしたいですね。


■新鮮なだいこんの選び方

・根に、ツヤとハリがある

・根が、すべすべしている

・ひげ根の後が小さい

・ずっしりと重たい

・葉がついて販売されているものは新鮮!


■だいこんの上手な保存方法

・葉がついているものはすぐに切り落とす

 →どんどん葉に栄養を送るため根が萎れるから

・葉はポリ袋、根はラップ等で包み、乾燥を防いで

 冷蔵庫の野菜室で保存

・泥付きのものは、新聞紙に包んで冷暗所で保存

・可能であれば、立てて保存する


■大根おろしは、部位と、おろし方で味が変わる!?


◎大根は根元は甘く、根の先の方は辛みが強く、中間はその間の味。

 おろすときは、お好みの味で部位を選びましょう。

◎おろし金に、前後に力を入れておろすと、繊維が断裂され、辛み成分が流出、

 辛い仕上がりになります。

◎おろし金に、「の」の字をかくように、やさしくゆっくりおろすと、辛み成分の流出が

 抑えられ、優しい辛みになります。

◎辛すぎる大根おろしだった場合は、ほんの少し湯気が立つ程度にレンジ加熱を

 すると、マイルドな味に変化します!

この冬、ぜひ、お試しくだいさいませ♬


クイズにも出しましたが、生でも、煮ても、焼いても、漬けても、美味しい万能野菜!

今年もたくさんお召し上がり下さいませ~!!

■参考文献・サイト

『からだのための食材大全』 NHK出版

『もっとからだにおいしい野菜のの便利帳』 高橋書店

『新しい栄養学と食のきほん事典』 西東社

・食品成分データベース 文部科学省


担当:瀧